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メンバー紹介レポート 06 ー イトウユウヤ

アート&デザインコレクティブglowには、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが所属しています。

このレポートシリーズでは、各回ごとにメンバー1人に焦点をあて、これまでの活動やバックグラウンド、今に至るまでの経歴、今後の制作についてなどについて紹介します。このシリーズを通して、個々のメンバーが抱くビジョンを捉えた上で、それらを重ね合わせたglowのビジョンを浮かび上がらせることを目的としています。

第6回は、デザイナーの展示エンジニアイトウユウヤ さんを紹介します。

これまでの経歴について教えてください。

近畿大学文芸学部芸術学科演劇芸能専攻に進学後、新世界アーツパーク事業事務局(SAP)、NPO recip(地域文化に関する情報とプロジェクト)に勤務した後、IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー DSPコース)に入学しました。
IAMAS卒業後は、山口情報芸術センター[YCAM]、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で働いたり、各地をウロウロしながら生きてきましたが、これまで「物語」、「ライブ」、「映像」、「記録」に関わってきたように思います。
高校を卒業してから二度、学生として過ごしていますが、その時もこの要素に関わることを研究してきました。

現在の活動や仕事について教えてください。

「テクニカルスタッフ/ディレクター」として、現代美術やメディアアートの分野において、アーティストの作品制作に対し、技術面のサポートやディレクションを行っています。
しかし、コロナウィルスによるパンデミックによって、今まさに大きく仕事の内容が変容してきている最中です。
もしかしたら、二年後には全然違うことをしているかもしれません。

テクニカルスタッフ/ディレクターとしての活動以外では、友人であるホンゴウタカシとのユニット「DrillBros」で活動しています。そもそもIAMAS内で培った技術や知見を、どうしたら実践の場に持っていけるか。他者と共有できるか。それを試したくて始めたユニットでした。
いろいろな活動を通して、今は「映像とパフォーマンス/ライブを考えるユニット」として落ち着きました。
DJやVJ、ましてや研究者でもないのに、こんな困難なことを考えるのは我ながら滑稽で、自由で、とてもおもしろいです。

イトウさんは、ArtDKTにも参加していらっしゃいますが、これまで関わったプロジェクトについて教えてください。

直近では2020年秋に、ArtDKTのメンバーでもある八嶋有司の映像インスタレーション作品「The Dive ‒ Methods to trace a city」の制作補助および、制作過程における作家の試行錯誤を記録する「The Dive Simulator」も開発しました。
ArtDKTは「メディアアートのアーカイブ」にまつわるプロジェクトが多く、私はなぜかプログラミングを担当することが多いです。

今後、取り組んでいきたいことはありますか?

バックグラウンドが「演劇/舞台およびパフォーマンス」なので、コロナ禍が落ち着いてたら、いつかはそちらに寄り添えたらと思っています。
自分でつくる側に回るのか、テクニカルディレクターとして携わるのか。それはいろいろと検討しつつ、進んでいきたいです。

glowの魅力やおもしろさはどんなところにあると思いますか?

glowのメンバーは、もれなくそれぞれの能力が高いです。
カンパニーとして集まったわけではないので、なかなか全員で取り組むことはないですが、glowメンバー全員の力を合わせれば、万博のパビリオンくらい大きなプロジェクトでも実現できる気がします。
ディレクションから建設、アーカイブ、研究および検証まで、すべてglowのメンバーでまかなえるんじゃないかという話を飲み会でもメンバーに言ってました。
そういった期待も持ててしまう、そこがglowの魅力ではないかと思います。

 

編集 森岡まこぱ


Photo credit
01 八嶋有司《The Dive simulator》 2020
02 いとうせいこう「せいこうHOUSE」2018
03 SP. by yuko mohri [solo] Playing with Seiichi Yamamoto (ex. Boredoms)/Photo courtesy:Ginza Sony Park
04 スズキユウリ+細井美裕『CrowdCloud』/Photo:Takashi Kawashima

関連人物

八嶋有司

飛谷謙介

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京野朗子

スコット・アレン

赤羽 亨

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