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メンバー紹介レポート 09 ー 飛谷謙介

アート&デザインコレクティブglowには、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが所属しています。

このレポートシリーズでは、各回ごとにメンバー1人に焦点をあて、これまでの活動やバックグラウンド、今に至るまでの経歴、今後の制作などについて紹介します。このシリーズを通して、個々のメンバーが抱くビジョンを捉えた上で、それらを重ね合わせたglowのビジョンを浮かび上がらせることを目的としています。

第9回は、研究者の飛谷謙介さんを紹介します。

これまでの経歴について教えてください。

これまでの経歴をまとめると…

2002年に早稲田大学理工学部応用物理学科卒業後、2004年に岐阜県立情報科学芸術大学院大学 (IAMAS) 修士課程修了。その際、作曲を三輪眞弘に師事。

2005年から2007年までJST地域結集型共同研究事業特別研究員、2010年岐阜大学大学院工学研究科博士後期課程修了。同年岐阜大学産官学融合本部研究員、2012年関西学院大学理工学部博士研究員、2019年特任准教授。
2020年より長崎県立大学情報システム学部准教授、同年関西学院大学感性価値創造インスティテュート客員教授。博士 (工学)。主に機械学習、感性情報学、コンピュータビジョンに関する研究に従事。ロックショア釣りチーム「No Pain, No Gain」、インターネットラジオ局「美ch(びちゃんねる)」、ノイズ即興ユニット「Mimiz」、フリーセッション・ユニット「エブリオブギガス」各メンバー、ACM、電気学会、精密工学会、日本顔学会各会員。

といった、節操のない感じになってしまいます。

僕個人の興味・関心ごととしては、中学生くらいまでは割とかっちりしたもの(HM/HR ※1等)が好きでしたが、高校生以降は曖昧なものに興味を持つようになりました。
これまでに「影響を受けているもの」についてですが、難しいなあ、音楽を「もの」と言っていいかわからないですけど、音楽を通して構築した評価軸でほかの物事を判断することが多いので、音楽には影響を受けていると言えるのかもしれません。

研究者としては、人間が知覚して認識していないような事象を研究対象としていることが多いです。学生時代が長かったので、これまで研究していたことについては書ききれませんが、学生時代の研究を通して自分が好きなものは大分明確になったと思います。

これまでの研究活動に関しては以下のページを参照いただけたらと思います。
https://researchmap.jp/tobiken

現在は大学で働いていますが、これはIAMAS時代に取り組んでいた非公認公式インターネットラジオ局「美ch(びちゃんねる)」というラジオ番組で、ペッサリー教授というラジオネームを拝命したことがきっかけです。ペッサリー教授になるまであと少しです。

現在の活動や仕事について教えてください。

上記の通り、現在は大学教員として、研究・教育に携わっています。これまで実施した研究は機械学習、感性情報学、コンピュータビジョン等の分野に属することが多いです。
また最近では、研究者以外の方々と関わるようなプロジェクトに参加する機会が増えてきており、そのような場合は、深層学習等の人工知能に関する部分を担当することが多いです。
ほかにも、最近はあまりできていないのですが、音楽活動もしています。何年も言い続けているのですが、今年こそは音楽活動に費やす時間の割合を増やしていきたいと思っている次第です。

今後、取り組んでいきたいことはありますか?

ノイズに関する研究をしたいなって思っています。

これからglowのメンバーと一緒にどんなことに挑戦してみたいですか?

これまでにない機械学習技術の利用方法を探ってみたいです。
まずは一度、みなさんにお会いしたいですね。

※1 ハードロック・ヘヴィメタル

 

編集 森岡まこぱ

Photo credit
01 CD 『Romantik』Mimiz http://www.shimaf.com/cd/mimiz_romantik.html
02 CD(リミックス・アルバム)『SEWN UP 2016-2018』 https://www.gfgs.net/sewnup/
03 山城大督《TALKING LIGHTS》 (2016)
音楽:原 摩利彦 (Scene.04)、安野太郎 (Scene.07)、五嶋英門 (Scene.02)、飛谷謙介 (Scene.03)

関連人物

八嶋有司

池田泰教

スコット・アレン

赤羽 亨

京野朗子

丸尾隆一

関連ページ

ArtDKT
https://artdkt.asia/

美ch
http://bich.iamas.ac.jp/

[学術論文]飛谷謙介・田口皓一・橋本学・阪下啓祐・谷伊織・橋本翔・片平建史・長田典子 (2020) 多視点画像群を用いたDNNによる3次元物体の印象推定. 電子情報通信学会誌D, J103-D(11), 844-848
https://search.ieice.org/bin/summary.php?id=j103-d_11_844&category=-D&year=2020&lang=J&abst=

[学術論文]飛谷謙介・松本達也・谿雄祐・藤井宏樹・長田典子 (2017) 素肌の質感表現における印象と物理特性の関係性. 映像情報メディア学会誌, 71(11), 259-268
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/71/11/71_J259/_article/-char/ja/

[国際会議発表]Matsumoto T, Tobitani K, Tani Y, Fujii H, Nagata N (2016) An evaluation of the relationship between impression and the physical properties of human skin. ACM SIGGRAPH 2016 Posters (SIGGRAPH ’16), Article 89
https://ist.ksc.kwansei.ac.jp/~nagata/data/matsumoto-129.pdf

[国際会議発表]Inoue A, Tobitani K, Osawa Y, Fujiwara M, Park L, Nishimoto K, Nagata N, Okada A (2014) Development of a base makeup with a pearl luster using three-dimensional computer graphics. Proc. the International Federation of Societies of Cosmetic Chemists 28th CONGRESS (IFSCC2014): oral
https://ist.ksc.kwansei.ac.jp/~nagata/data/IFSCC2014_inoue.pdf

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