glow logo

Reports

Back to List

作品の周りにあるもの―作品と鑑賞者の出会いを考える

この授業は、それぞれの表現領域における「仕上げ」について考える授業である。メディア表現における仕上げについて、設営やテクニカルマネジメントと捉え、作品の設置 / 発表方法の違いによって、作品の見え方がどのように変化するのかを実践から学習した。ゲストに展覧会エンジニアの金築浩史氏を迎え、設営技術についてのレクチャーを受けた。また、プロジェクターの種類や設置方法による違い、投影するスクリーンの色や性質の違いが、作品にどのように影響を与えるのか、そしてメディア表現における作品制作とは、作品の中身を制作するだけではなく、最終的に作品と鑑賞者が触れるその方法も含めて設計する必要があることを実制作を通じて学んだ。

八嶋有司(愛知県立芸術大学)
ゲスト講師:金築浩史(展覧会エンジニア)
受講生:井上あすか、柏日菜乙、鈴木絢子、長谷川 瑶、菱川七海

関連人物

八嶋有司

関連レポート

立体造形の研究―自らの「場所」を自ら設計する