2019年9月にロシアのエカテリンブルクで開催されたウラル・ビエンナーレに、現代美術作家の毛利悠子氏が参加し《Pleated Image》を展示しました。
今回の展示では、作家のスケジュールの都合で、イトウが単身で作品をインストールすることになりました。現地で作家が不在になるので、渡航前の準備は入念に行います。展示および運搬方法のヒアリングを行い資料を作成したり、作品の動作確認も含めた展示のリハーサルも数回行います。海外での作品設置になるため、持参する工具は最低限に絞り、作品とともにパッキングします。
現地では、事前に準備をしていたこともあり、ほぼトラブルなくインストールすることができました。展示品質については写真やビデオなどを活用して、作家の希望通りに展示が実現できるように努めます。作品の運営・管理については、現地スタッフに向けてドキュメントを作成し、日々の運営手順についてもレクチャーも行ないました。